「舞いあがれ 東大阪」メッセージ


MAIAGARE
HIGASHIOSAKA
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山本 健二さん
カレーパンショップ
MASARA 店主
気さくに話しかけてくれる店主の山本健二(やまもと けんじ)さん。
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山本 健二さん
カレーパンショップ
MASARA 店主
気さくに話しかけてくれる店主の山本健二(やまもと けんじ)さん。
東大阪市稲田新町1丁目の住宅街を歩くと、どこからともなく漂ってくるカレーの香り。食欲をそそるいい匂いに誘われて次々とお客さんが訪れるのが、2017年にオープンした「カレーパンショップMASARA(マサラ)」だ。
店主の山本健二さんは、大阪市で生まれて東大阪市で育った元ラグビー選手。「親父がラグビーをやっていて、痛そうやから自分はあまりやりたくないなぁと思ってたんやけどね」と笑う山本さん。
中学でラグビーの名門である枚方市の啓光学園(現・常翔啓光学園)に入学したことをきっかけに、ラグビー部に入部。「苦しくても続けられたのは、チームの仲間に恵まれたことが大きかった。それに、みんなで手を突き上げて喜べる瞬間って、なかなか普通の生活ではできない」。
大学を卒業した2005年に、ラグビー社会人チームの近鉄ライナーズ(現・花園近鉄ライナーズ)に入団し、ロックとして活躍。その後はリコー関西(現・リコージャパン)に所属していたが、新梅田食道街でカレー専門店「カレーショップMASARA」を営んでいた父親が倒れたことにより、引退して2008年から山本さんも同店を手伝うようになった。
そして、2017年にカレーパンの店をオープンするが、その理由が「2019年に日本で開催されたラグビーワールドカップがきっかけ」とのこと。東大阪市には、ラグビーの聖地・花園ラグビー場があり、カレーパンの形がラグビーボールに似ていることから「カレーパンのまち」としてまちおこしをしていると知り、「ラグビー人気を一緒に盛り上げていきたい」と、元ラガーマンらしいアツい思いでオープンに至ったそう。
カレーパンに使うルーは、「カレーショップMASARA」のルーをベースに、パンと一体感を奏でるように粘度をアップ。食パンにたっぷりと入れてホットサンド風に焼き上げた「マサラサンド」と、牛100%のミンチ肉を使ったキーマカレー、ソーセージ、サニーレタス、玉ねぎを組み合わせた「マサラドッグⅡ」が看板メニューだ。甘みのあとに、じんわり辛みが広がっていく独特の味わいは、一度食べるとヤミツキになること間違いなし。
現在、午前中は東大阪のカレーパン店、午後からは梅田のカレー店にいるという二刀流の生活を送る山本さん。ラグビーの試合会場のイベントで販売するなど、店舗での販売以外にも意欲的に取り組む。
全国からこだわりのカレーパンが集結する「カレーパングランプリ」では、2018年から毎年金賞を受賞するなど、地元はもとより全国のカレーパンファンからの支持も熱い。今後はどのようなメニューが加わるのか楽しみだ。「この地域はみんなが仲良くやっている街。店の前を通り過ぎるときもお互いに挨拶しあったりするしね。ここには、ちょっとお話しにくる感じで来てくれたらうれしいね」。
DATA
ラグビー人気とともに、カレーパンの
まち・東大阪を盛り上げる!