「舞いあがれ 東大阪」メッセージ
MAIAGARE
HIGASHIOSAKA
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森村 泰明さん
竹綱 章浩さん
増田 伸行さん
チーム東大阪オープン
イノベーション
「舞いあがれ 東大阪」メッセージ
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森村 泰明さん
竹綱 章浩さん
増田 伸行さん
チーム東大阪オープン
イノベーション
「東大阪というモノづくりの街には、いろいろな業種がある。それらがコラボしたらおもしろいものができるんじゃないか」。2018年にそんな一言からスタートしたプロジェクトが、チーム東大阪オープンイノベーションだ。きっかけは、西日本最大級の建築材料・住宅設備の総合見本市「KENTEN」へ、東大阪の企業でブースを出展しようという案が浮上したことから。
「東大阪にある異分野・異業種の企業同士が繋がり合い、互いに持っている技術やアイデア・ノウハウなどを持ち寄れば、新たな可能性が広がるのでは。そんな話からスタートしました」。そう話すのは、発起人の森村金属株式会社代表取締役社長の森村泰明(もりむら やすあき)さんと、きづきデザインラボ代表の竹綱章浩(たけつな あきひろ)さんだ。
そこで、東大阪ブランド推進機構に相談し、会員や市内のモノづくり企業に呼びかけたところ、8社が賛同。竹綱さんが指揮を執り、壁面や天井にはルーバー、パーテーションにはひし形金網、各部材を繋ぐためのアルミフレーム材など、各社の代表部材を用いた一つの空間が完成した。
そして、2018年に「KENTEN」に出展。すると大反響があったという。「一企業の単独出展だとせいぜい100人ほどしか集客できない中、チーム東大阪のブースは1,000人以上の来場がありました。これには本当に驚きました。しかも、インテリアデザイナーやショップ関係者といった新たなユーザーを呼びこむことにも成功したんですよ」と竹綱さん。「『東大阪の企業はこんなことができるんだ』、『この部材はこんな使い方もアリなのね』といった声も多く聞け、東大阪の企業が生み出す製品の可能性を提示することができました」と森村さんも笑顔で話す。
その後も2019年、2021年、そして2022年と連続して出展。回を経るごとに展示内容をブラッシュアップすることで、「KENTEN」の人気ブースへと成長している。
また、このプロジェクトをきっかけに新しい部材も誕生した。「当社はブースを構成するアルミフレーム材を提供していましたが、異素材を繋げてフレームを組む作業に時間も労力もかかり、かなり手こずったんです(笑)。そこで、接合プレートでアルミ材を自由な位置に固定できるフレーム『アルビルドシステム』を開発。
このプロジェクトが新製品を生み出す好機になりました」と話すのは、同製品を開発した株式会社タイコー軽金属の代表・増田伸行(ますだ のぶゆき)さんだ。
「このプロジェクトの一番の成果は、企業同士の繋がりが生まれたこと。単体では伝えられない魅力を互いが互いを引き立てることで、その良さを発揮していると感じます」と森村さん。今後は「KENTEN」に出展することで東大阪のモノづくり企業の存在感を高めながら、販路開拓に力を入れていきたいと話す。
「こういった取り組みができるのが東大阪のモノづくり企業ならでは。今後もそれぞれ違った技術やノウハウを持つモノづくり企業が集まり、コラボレーションに挑戦することで、〈もっとできること〉を可視化していきます。
次は文房具のチーム、生活用具のチームと、新たなチーム東大阪が誕生すればうれしいですね」と、3人は笑顔で話す。
このプロジェクトで繋がった人たちの新たな発見がイマジネーションのヒントとなり、今までにないモノが東大阪から生み出されることを期待せずにはいられない。
【「KENTEN2022」チーム東大阪オープンイノベーション参加企業はこちら】
・森村金属株式会社(http://www.morison.co.jp/)
・安田株式会社(https://ashibane.co.jp/)
・株式会社タイコー軽金属(https://www.taiko-kei.co.jp/)
・株式会社松下工作所(https://m-kousaku.co.jp/)
・サクラテック株式会社(https://www.sakura-tech.co.jp/)
・共和鋼業株式会社(https://www.kyowakogyo.net/)
・日本化線株式会社(https://www.nippoly.com/)
・田中アートグラス株式会社(https://www.tanaka-artglass.co.jp/)
DATA
東大阪のモノづくり企業が繋がると、
新たな可能性が広がる!