「舞いあがれ 東大阪」メッセージ


MAIAGARE
HIGASHIOSAKA
MESSAGE
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今西 康都さん
元禄寿司 本店 店長
本店店長の今西康都(いまにし やすと)さん。職人歴35年の腕前で寿司を握る。
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今西 康都さん
元禄寿司 本店 店長
本店店長の今西康都(いまにし やすと)さん。職人歴35年の腕前で寿司を握る。
今や国内外を問わず人気を集める回転寿司。高級食とされてきた寿司料理の概念を覆し、リーズナブルに楽しめる大衆食へと変化させた画期的な発明だ。東大阪に本店を持つ「元禄寿司(げんろくずし)」は、そんな回転寿司発祥の店として知られ、現在関西に計10店舗を構える。
発明のきっかけは、創業者の故・白石義明さんが見学に訪れたビール工場。商品がベルトコンベアで運ばれる様子から着想を得て、料理店に生かせるのではと「コンベア旋回式食事台」なる機械を開発した。そして1958年にオープンした元禄寿司第1号店に導入するなり、料金明示の低価格設定と相まってたちまち話題に。今では、子どもから大人まで気軽に楽しめる人気グルメとなった。
「元禄寿司 本店」店長の今西康都さんは、勤続35年の熟練寿司職人。「機械化が進んだ今も、当店は手握りにこだわっています。ふわりとした口当たりで、歯を入れるとほろりと崩れるような食感を意識。シャリは冷めてもおいしい国産米にこだわり、独自ブレンドの酢を使って、程よい酸味とほのかな甘みが融合する味わいに仕上げています」。
くるくると廻るレーンで運ばれる寿司は、鮮度抜群のネタが乗ってどれも一皿143円。コスパの高さはもちろんのこと、明瞭な均一価格設定もうれしい限り。寿司ネタは常時60種以上そろい、冬になると人気のフグを筆頭に、ブリ、たらの白子などが季節限定で登場し、ネタ数も約80種へと増える。
「魚介を扱うからには鮮度と季節感が命。金額面での限界にも挑戦しながら『安くてよりおいしいものを』と、仕入れ担当の手腕を生かして国内産も積極的に取り入れています」。
駅前の立地ということもあり、オープンと同時に客がひっきりなしに訪れる。「わざわざ開店時間を待って入店くださる方を見ると、よし今日も頑張ろう!と活力が湧きますね。東大阪は元禄寿司発祥の地でもあり、皆さん本当に温かく接してくださいます。気さくに世間話をしてくださったり、夏の暑い盛りにこちらの体調を気遣ってアイスクリームを差し入れてくださったりと、人情味あふれる方が多くて感動することもしばしば」と今西店長。
「若い頃は、右も左も分からなくて何をするにも時間がかかっていました。当時はそれが悔しくて、一皿でも多く、安くて旨い寿司を握るんだと、とにかくがむしゃらに修業を積みました。そんな時代を経て、常連さんに『やっぱり店長が握る寿司が一番やわ』と言っていただけたときは、続けてきて良かったなと心から思います。これからも地域の皆さんの特別な記念日に、またそうでない日常のひとときにも、当店の回転寿司で笑顔をお届けできればと思います」。
DATA
新鮮なネタとこだわりの手握りで、
皆さんに笑顔を届けたい