「舞いあがれ 東大阪」メッセージ
MAIAGARE
HIGASHIOSAKA
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河村 謙尚さん
花園近鉄ライナーズ・近鉄グループ
ホールディングス株式会社
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河村 謙尚さん
花園近鉄ライナーズ・近鉄グループ
ホールディングス株式会社
1929年、日本で最初のラグビー専用グラウンドとして誕生した「東大阪市花園ラグビー場(当時は近鉄花園ラグビー場)」。全国高等学校ラグビーフットボール大会が開催されることから「高校ラグビーの聖地」とも呼ばれ、国内最高峰のジャパンラグビー リーグワンに加盟する花園近鉄ライナーズのホストゲームや、2019年ラグビーワールドカップをはじめとする国際試合などが開かれている。
そんなラグビー場の最寄り駅である近鉄・東花園駅の構内で、駅務係として勤務しているのが、花園ラグビー場を本拠地とする「花園近鉄ライナーズ」に所属する河村謙尚選手だ。「社員選手」として、午前中は駅構内で仕事をこなし、午後は花園ラグビー場で練習する日々を送る。
河村選手の地元は愛知県名古屋市。「中部電力でラグビーをしていた父親の影響から、兄もラグビーをやりたいと。僕はサッカーか野球がしたいと思っていましたが、両親が別々のところへ連れて行くのは大変だということで、僕も小学1年から地元のラグビースクールに入りました」。
練習はとにかく楽しく、テレビで放映されるトップリーグや海外の試合を夢中になって観る少年時代を過ごし、将来はラグビーの選手になりたいと思うように。そこで、毎日ラグビーができる環境に身をおきたいと東大阪市の祖父母宅に移り、枚岡中学校へ進学。高校はラグビーの強豪校である常翔学園を選び、その後早稲田大学に進むという、まさにラグビー漬けの毎日。そして2022年4月、期待の新戦力として「花園近鉄ライナーズ」に入団した。
「中学で東大阪に来て、祖父母や叔父叔母に育ててもらいました。ホーム感のある場所でラグビーができたらお世話になった人たちに恩返しができるし、自分のモチベーションにもつながると思ったんです」と、同チームを選んだ理由を語る。
河村選手のポジションはスクラムハーフ。スクラムの際にボールを入れて、後ろに回ってボールを取り出す役割を担う。「どこに投げるのか、けり込むのか。攻撃する方向の決定権があり、ゲームをつくっていくうえで重要なポジションだと感じています。さまざまな点から判断材料を得たうえで、どこが最適なのか素早く判断するのが難しいところですが、それが魅力でもあります」。
また、ボールがある場所に素早く駆けつける運動量も必要とされるため、日々のウエイトトレーニングも欠かさないそう。
花園ラグビー場は河村選手にとって学生時代から身近にあった場所。「ですが、聖地といわれるだけあって、グラウンドに立つと凛とした空気が流れていて、身も心も引き締まります」。
今後は、9番を背負って試合に出る回数をひとつでも増やすこと、リーグワンのディビジョン1のトップ4を目指し、リーグに挑んでいくことが目標だ。「ラグビーの楽しさを多くの人に感じてもらいたいので、白熱した試合を見せられるように頑張りたい」と熱く語ってくれた。
DATA
第二のホームともいえる“花園”で、
熱いプレーを見せて恩返しがしたい